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読書記録13 スカイ・クロラ

読書記録13回目!


スカイ・クロラ (中公文庫)スカイ・クロラ (中公文庫)
(2004/10)
森 博嗣

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--感想--

スカイ・クロラシリーズを一応は読み終わった。あと短編があるみたいだけど持ってないので買ったら読もう。

シリーズ物を読み終わるとやっぱり感慨深いものがあるなぁと。映画は見てないので見ないとね。

時系列では完結なんだけど、終わり方が静かにフェードアウトしていくようでまさに作品の雰囲気にあっている。ハッピーエンドではないけど、バッドでもない。彼らの日常があってただそれを切り取っただけなのかな。最後に草薙をカンナミが撃つんだけど、悲劇的な話の盛り上がりがあるのではなくて。そのシーンでさえ淡々としている。刊行順では一番初めだから当然といえば当然なのかもしれないが。

前作の「僕」はだれなのかという謎も解決(多分)。まさかクリタがカンナミだったとはねぇ。生まれ変わったと言えば聞こえはいいけど実際はキルドレをただの兵器として扱ってるわけだし。技術が進めば本当に自我がある生き物に戦争させる時代がくるかもね。

ついでに読み終わってネタバレ検索してみたんだけど、色々な説がありまねぇ。草薙=クリタ=カンナミとか言う意見もあったり。いわれてみればそんな気もするけど違ってほしいな。

シリーズ全体を通しては何回も書いてるけど静かで淡白で淡々としている。テーマは大人と子供、生と死があてはまるのかと思う。永遠に生き続けるキルドレ。死なないから生と死の境があいまいで虚しさが感じられる。死んでないから生きてるだけ、だから草薙はカンナミに自分を殺せといったのか。銃で撃たれてもまた別の人格で生まれわる。クリタがカンナミになったように。そしてキルドレはただ空を飛び続ける。

理由もなく、
愛情もなく、
孤独もなく。
何のためでもなく、
何も望まずに・・・。


ということで「スカイ・クロラ」最後の文を引用しつつ、かっこつけてまとめてみた。とにかく切ない。だからこそおもしろかった。読んでよかったと思う。このブログを見てくれている方達(一日に5人くらいだけど)にもぜひ読んで欲しい。
[ 2012/06/27 20:36 ] 読書記録 森博嗣 | TB(0) | CM(0)

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