読書記録15 笑わない数学者

読書記録15回目!


笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
(1999/07/15)
森 博嗣

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--感想--

この巻は天王寺博士の強烈なキャラクターが面白い。

真賀田四季もそうだけど圧倒的な才能と個性的なキャラクタを持ち合わせている人物は好き。

二人とも天才で変人?というテンプレだけどそれがいい。

内容に関しては犀川が特にかっこよかった。あのひらめいた時の描写がとても好き。これは惚れます。

「定義」、「左右反転」、「無重力で紙飛行機」などいかにも理系っていう話がでてきてそれだけで読んでよかったなぁと。大げさだけど普段自分が思いもつかない事を読むことができてすごい納得してしまう。

「その国では右という言葉は前の事です。左という言葉が後ろの事です。さてこの国では鏡をみたら左右が入れ替わるでしょうか」

という部分があるんだけど、こうゆう発想すごいなぁと思う。柔軟でいてかつ理系の脳がないとこの考えはできない。尊敬です。
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[ 2012/06/30 22:10 ] 読書記録 森博嗣 | TB(1) | CM(0)

読書記録14 片眼の猿―One-eyed monkeys

読書記録14回目!


片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫)片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫)
(2009/06/27)
道尾 秀介

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--感想--

ミステリーなんだけど明るい、軽快という印象を持った。

話はちょっとできすぎ感があったけどいい意味で軽く読めるたのは良かった。

叙述トリック、伏線があるんだろうなと読んでいくと、終盤でいっきに回収されていくのはとても気分がいい。何気なくでてきた物が実は伏線だったっていうのは特に「やられたわ~」ってなる。心地いい敗北感とでもいえるのだろうか。

こうゆう作品は全部分かってもう一回読むよもっと楽しめるんだろうなぁと思う。

道尾さんの作品は「向日葵の咲かない夏」しか読んだことなくて、雰囲気が違うので別の人の作品かと思うくらい。個人的には多少暗い、欝展開は大歓迎なのでどちらかといえば向日葵のほうが好きかな。

「眼に見えてるものばかりを重視する連中に俺は興味ない。」

作中に出てくるんだけどまさにそうだね。登場人物みんなどこかしらにハンデやコンプレックスがあるんだけど、それは関係なく楽しく和気藹々としていた。それが理想。そうあるべき。
[ 2012/06/28 21:16 ] 読書記録 道尾秀介 | TB(1) | CM(0)

読書記録13 スカイ・クロラ

読書記録13回目!


スカイ・クロラ (中公文庫)スカイ・クロラ (中公文庫)
(2004/10)
森 博嗣

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--感想--

スカイ・クロラシリーズを一応は読み終わった。あと短編があるみたいだけど持ってないので買ったら読もう。

シリーズ物を読み終わるとやっぱり感慨深いものがあるなぁと。映画は見てないので見ないとね。

時系列では完結なんだけど、終わり方が静かにフェードアウトしていくようでまさに作品の雰囲気にあっている。ハッピーエンドではないけど、バッドでもない。彼らの日常があってただそれを切り取っただけなのかな。最後に草薙をカンナミが撃つんだけど、悲劇的な話の盛り上がりがあるのではなくて。そのシーンでさえ淡々としている。刊行順では一番初めだから当然といえば当然なのかもしれないが。

前作の「僕」はだれなのかという謎も解決(多分)。まさかクリタがカンナミだったとはねぇ。生まれ変わったと言えば聞こえはいいけど実際はキルドレをただの兵器として扱ってるわけだし。技術が進めば本当に自我がある生き物に戦争させる時代がくるかもね。

ついでに読み終わってネタバレ検索してみたんだけど、色々な説がありまねぇ。草薙=クリタ=カンナミとか言う意見もあったり。いわれてみればそんな気もするけど違ってほしいな。

シリーズ全体を通しては何回も書いてるけど静かで淡白で淡々としている。テーマは大人と子供、生と死があてはまるのかと思う。永遠に生き続けるキルドレ。死なないから生と死の境があいまいで虚しさが感じられる。死んでないから生きてるだけ、だから草薙はカンナミに自分を殺せといったのか。銃で撃たれてもまた別の人格で生まれわる。クリタがカンナミになったように。そしてキルドレはただ空を飛び続ける。

理由もなく、
愛情もなく、
孤独もなく。
何のためでもなく、
何も望まずに・・・。


ということで「スカイ・クロラ」最後の文を引用しつつ、かっこつけてまとめてみた。とにかく切ない。だからこそおもしろかった。読んでよかったと思う。このブログを見てくれている方達(一日に5人くらいだけど)にもぜひ読んで欲しい。
[ 2012/06/27 20:36 ] 読書記録 森博嗣 | TB(0) | CM(0)

購入記録4

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また買ってしまった。

なんかBOOKOFFいったら文庫本半額やってたんでつい衝動買い。

でもこれでS&Mシリーズがやっとそろった。全部105円で買おうと思ってたんだけどこれだけは200円という惜しい結果に。

積んでるのが増えてきているので早く読もう。

[ 2012/06/27 14:16 ] 購入記録 | TB(1) | CM(0)

読書記録12 クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky

読書記録12回目。



クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)
(2008/04)
森 博嗣

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--感想--

これを読んだ人はまずこう思うのではないか。

「僕」ってだれやねん?

主人公の一人称がずっと「僕」なんだけど、クリタかと思いきやカンナミの可能性を匂わせている。フラッタ・リンツ・ライフからの流れで行けばクリタなんだけど、それだと最後の所で話が合わなくなる。「ブーメラン」というコードネーム?も謎だなぁ。全く別の第三者の可能性もあるし。ネタバレサイトを探せば考察があるだろうけどシリーズ全部読んでからにしよう。

読んでるとフーコが一番人間味あふれるなぁと思った。感情を表にだしてくるキャラはあんまりいないこのシリーズでは「人間らしい人間」の存在は貴重。ほかのキャラはどうも冷めてるというか、落ち着きすぎてる。キルドレはみんなそうなのかもしれないけど。

空戦描写は相変わらずでリズムよく読める。何をやっているかはよくわからないところはあるけど、それは勝手に脳内補完してる。とにかく森さんの作品は読みやすいと思う。

あとがきは押井守監督が書いてるんだけどいままでで一番印象に残った。「大人」と「子供」ってなんなのか。とても難しい。20超えても子供みたいは人はいるし、20いってなくても大人な子供はいるし。自分も20になったし社会から色々求められるわけだけど、それに答えていくっていうのが大人への第一歩なのかもしれない。

[ 2012/06/24 14:50 ] 読書記録 森博嗣 | TB(1) | CM(0)

ROBOTICS;NOTES体験版をやった話

という訳でロボティクスノーツ体験版をやってみた。


ROBOTICS;NOTES (通常版)ROBOTICS;NOTES (通常版)
(2012/06/28)
PlayStation 3

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声優に興味がある自分としては主人公が木村良平さんはええなぁと思う。

それだけで買う可能性が高まりますな。

内容は体験版だしこれから面白くなるんだろうなーというところで終わり。章立てされてるなかの始めの一章だけ出来るみたい。

主人公がよく言われるラノベ主人公に非常に近い。やれやれな感じをだしつつやるときはやるというあれ。それをヒロインが引っ張っていく。ヒロインは例えるなら花咲くいろはの緒花と似てる印象。猪突猛進タイプ。さすがにあれほどひどくはないけど。それにしてもよくヒロインはよくこんなやつと一緒に入れるなというのが素直な感想。

ロボに興味ないとか何回も言ってるし、彼らは病気のために離れられないらしいけど。まだ真相はわからんからなんとも言えないが。

あとはちょっとご都合主義だなぁと。いきなり準優勝はできすぎるよね。

結論としては悪くはないと思った。でもこれやって買おう!ってなるひとはあまりいないかも・・・。

とはいっても色々伏線があるみたいだし、買おうか悩むなぁ。というか発売日に買おうか悩む。
[ 2012/06/23 17:39 ] 未分類 | TB(1) | CM(0)

読書記録11 フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life

読書記録11回目。

前回とちょっと間があいてしまった。

フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)
(2007/11)
森 博嗣

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--感想--

この巻では語り手がクリタに変わった。草薙の部下な訳だけど、ティーチャと草薙、草薙とクリタという対比があるとかないとか(自分の中で)

クリタ自身はキルドレでやっぱり草薙と同じく空を飛ぶことに生きることを見出している。というより草薙と飛ぶことに「生きる」事を見てる。「花束なんていらないからただ飛び続けたい。」本当に純粋すぎる。とてもかっこいい。でも切ない。最後に花束を求めているのは彼の決意の揺らぎなのかと愚推してみる。


所々にクリタの心証、というか森さんの哲学のようなものが入っているけどこれは本当に深い。僕のような浅い人間には頭まで入ってこない。でもキルドレの「生」、「戦う事」に対する捉え方、考え方が表現されている。ずっと生き続けるキルドレは生をどうみているのか。空を求める彼らは戦いをどうみているのか。S&Mシリーズでも犀川が難しいことを思考するけど、こうゆうのがちょこっと入ってくるのが森さんの面白いところだと思う。理解できるようになりたい。


あと一番の驚きは草薙がキルドレから普通の人間に戻った事。これからどうなるだろう。もしかして空を飛べなくなるのか・・・。ティーチャは少しでた(と僕は思ってる)けどまた登場するのか気になりますねぇ。

[ 2012/06/21 23:11 ] 読書記録 森博嗣 | TB(1) | CM(0)

読書記録10 夏のレプリカ

読書記録10回目。

いやー10回に到達してしまった。100回めざすかな。


夏のレプリカ (講談社文庫)夏のレプリカ (講談社文庫)
(2000/11/15)
森 博嗣

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--感想--

この作品は「幻惑の死と使途」と同時期に起こった事件を扱っているんだけど、あくまでメインはあちらかなという印象。

読み始めは犀川と萌絵が出ないからこれは全くでないのか?と不安になった。途中から活躍のわけだけどやっぱヒーロー(ヒロイン)は遅れてやってくるものなのか。

今回はなんとなく犯人を予想しつつ読んだんだけど良い意味で裏切られた。目が見えない人が実は見えていた。だから犯人だろ!とかありそうだなと思っていたら、本当はそもそも・・・みたいなのはやられた。最後に萌絵と若干接触があったけどちょっとできすぎかなぁ。良いんだけどご都合主義感を感じてしまったのは自分だけなのか。

犯人の彼女を考えるととても切ない。お嬢様なんだけど実は結構暗い一面があって。特に最後の萌絵とチェスをするシーンは悲しかった。こうゆう犯人ええよね。「金田一少年の事件簿」はすごい重い過去を持った犯人が結構いたけどそうゆうのに近い感はある。

あと忘れちゃいけないのが犀川と萌絵の恋愛面だけど、相変わらずの会話の掛け合い。最終的にどうなるのだろうか。
[ 2012/06/12 19:01 ] 読書記録 森博嗣 | TB(1) | CM(0)

読書記録9 幻惑の死と使途

読書記録9回目!

S&Mシリーズ七冊目。

幻惑の死と使途 (講談社文庫)幻惑の死と使途 (講談社文庫)
(2000/11/15)
森 博嗣

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--感想--

このシリーズは萌絵と犀川の掛け合いの面白さが素晴らしい。実写でやったとしたら寒いだけだろうけどこのベストコンビ感は他ではないね。

今回はトリックうんぬんよりも犀川の言う「名前」について考えさせられる。正直難しくてあまり理解できなかったけど、人間は「名前」に縛られる。名前のために生きるらしい・・・。普段はのらりくらりとかわして行く犀川がふと、やっぱ大学助教授なんだなぁと思わせるような事を言うのがかっこいい。

もう一個すごかったのは、「情報化社会が進むと誰もが発言するからどの情報を信じて良いか分からなくなる」事を10年以上前に危惧していた事。これは驚くべきだよね。まさに現在その通り!。twitterやらSNSが発達してだれでもいつでも情報を発信できる。いいことなのか悪いことなのか。

このシリーズは読み終わった後にタイトルを改めて見ると「まさにそうだわ!」となる人が多いのではないか。内容はまさに幻惑だった。マジックを土台としてそこから事件が起ってそれでいつも通りのパターン。萌絵が突っ走って、犀川が最後にうまく締める。犀川は途中で分かってるんだけどもったいぶって言わないのがまた良い。
あと地味にいいと思うのがちゃんと作中で時間が進んでるところ。萌絵なんか最初一年だったのにこの作品では4年だし。犀川はこれから教授になるのかなぁ。

夏のレプリカとあわせて一つの話らしい・・・ので次を早く読もう。
[ 2012/06/09 20:56 ] 読書記録 森博嗣 | TB(1) | CM(0)

読書記録8 太陽の塔

読書記録8回目。
森見さんの作品は3つ目。

太陽の塔 (新潮文庫)太陽の塔 (新潮文庫)
(2006/05)
森見 登美彦

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--感想--

やっぱり森見さんの文体は独特でおもしろいと思う。誰も真似できないし、したとしても劣化にしかならないだろう。

ラノベに近いような文の言い回し、表現は嫌いな人もいるかもしれない。逆にはまっちゃう人はとことんはまっちゃうそんな文章。

内容は失恋した大学生が元彼女を付回すところから始まるんだけど、結局なにが面白いかって馬鹿馬鹿しいことをくそまじめに語る主人公。「四畳半」も「夜は短し」もそうだけど主人公の魅力がすごいよね。自分も大学生だから余計に共感できる。

ストーカーすることさえ正当化しちゃってるし、ゴキブリキューブを人の家に置いていくし、本当に自由人な主人公。残念な男なんだけどなぜか憎めないし、むしろ応援したくなる。色々考えてるんだけど、へりくつだったりひねくれてる。つまるところ「彼らは間違っている。なぜなら我々が間違っているはずがないからだ」。この一言に彼の哲学が表現されてる。

あとやってる事がまさに大学生のノリで男のノリ。「ええじゃないか」みたいにちょっとハメ外しちゃったり。上の画像だと帯に「すべての失恋男たちに捧ぐ」ってあるけどまさにそれ。失恋なんて小さいことだってなっちゃう(だろう)。それで明るい気分にさせてくれる。まぁ僕はあんま恋愛は分からないけど。

この作品が森見さんのデビュー作なわけだけど「猫ラーメン」や先に挙げた「ゴキブリキューブ」なんてのも森見ワールドの面白さの一つ。こうゆう直接繋がってない作品のなかである共通の用語や物事があると読んでてうれしくなる。

太陽の塔って実際に見た事ないんだけどそんなにすごいのだろうか・・・。
[ 2012/06/03 22:58 ] 読書記録 森見登美彦 | TB(1) | CM(0)

Androidのホーム画面を変えたい話

Androidのホーム画面を変えたいと思ってる。

Android端末とiphoneの違いの一つにホーム画面のカスタマイズ性の高さがある。

これは自分のようにあまりスペックの話がわからない人でもぱっと見で分かる大きな違いである。

iphoneではアプリがただ単純に並んでいるだけで使用している人がほとんど。脱獄すればもっとカスタマイズできるみたいだけどしている人はそうそうはいないかと思う。そもそも利便性だけを考えればあれが完成系だし。

Andorid端末では誰でも簡単にホーム画面をオシャレな感じにできる。

とはいっても実際はiphoeと同じでただ良く使うアプリを並べているだけの人がほとんど。(自分調べ)

大学でスマートフォンいじっている人がいたらチラッとみるけど、ホーム画面みて「すごいな」って思う人はいないかな。こうゆうのには詳しい(であろう)情報系に関わらずこの感じだからそもそもホーム画面をカスタマイズできることを知らない人が結構いるかもしれない。

自分の携帯のホーム画面は↓


20111225-203320.png


見てもらえば分かるけど去年のクリスマスにこれになってから変えてない。

シンプルが好きなのと、アニメはすきなんだけどそうゆう二次元キャラを壁紙にするのは嫌いなのでこれになった。

真ん中がちょっとさびしいけど今はメモ帳のウィジェットで予定やらを貼ったりしている。

もっとオシャレな感じに変えたいんだけど結構こだわっちゃうから時間かかるんだよなぁ。

いつか大学でめっちゃオシャレなホーム画面の人がいたら良いなぁと思う。そんで真似したい。
[ 2012/06/02 21:09 ] 未分類 | TB(1) | CM(2)

読書記録 5月まとめ

5月の読書記録をまとめてみる。




5月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2806ページ
ナイス数:0ナイス

ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)
読了日:05月25日 著者:森 博嗣
ナ・バ・テア (中公文庫)ナ・バ・テア (中公文庫)
読了日:05月16日 著者:森 博嗣
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
読了日:05月09日 著者:三上 延
永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
読了日:05月08日 著者:百田 尚樹
六番目の小夜子 (新潮文庫)六番目の小夜子 (新潮文庫)
読了日:05月06日 著者:恩田 陸
まどろみ消去 (講談社文庫)まどろみ消去 (講談社文庫)
読了日:05月04日 著者:森 博嗣
転生 (幻冬舎文庫)転生 (幻冬舎文庫)
読了日:05月03日 著者:貫井 徳郎

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター




一番おもしろかったのは「永遠の0」かな。

ゴールデンウィークがあってこの冊数となると6月はかなり減りそうだ。

たまには小説以外も読んでみようかな。
[ 2012/06/01 20:53 ] 読書記録 | TB(1) | CM(0)