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読書記録28 モンスター

読書記録28回目。

モンスター (幻冬舎文庫)モンスター (幻冬舎文庫)
(2012/04/12)
百田 尚樹

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--あらすじ--

田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた 未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった。

--感想--

「人間外見でなく内面でしょ」とは言うけど実際どうなのか。

作品を通して主に彼女の人生を辿って行く構成になっている。彼女は醜い顔をしていたために男女問わず酷い扱いを受ける。ここでブスがどれだけ不利なのかを直球で書いているのが面白い。整形したあとの男達の掌返しはしょうもないなと思うけど自分もそっち側だからなんともいえない。この二つの描写の対比があるから説得力がある。人は外見だと。

「生まれながらの美人よりも整形美人の方が努力していて美しい」という整形の先生の言葉は同意しかねるけど完全に否定もできない。そうゆう考え方もあるのかと思う。スポーツでもなんでも天才より努力の凡人の方が好まれるだろう。個人的な意見では整形は悪くはないけど好意的には捉えてないなぁ。コンプレックスを抱えていくよりいいかもしれないがなんか納得いかないところがある。正直そうゆう風潮に流されてるだけかも。

彼女は好きな男性のために整形していくのだけどこれって珍しい。基本的に女性が「可愛くなりたい」「やせたい」って言うのは周りの人たちがそうだからっていうのが大半だろうし。一人の男性のためにというのは本当に素晴らしいと思う。最後に結末は賛否両論あるだろうけど僕はバッドエンドだと思う。
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[ 2012/08/31 17:30 ] 読書記録 百田尚樹 | TB(0) | CM(0)

読書記録4 永遠の0

読書記録4つ目。

永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
(2009/07/15)
百田 尚樹

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百田さんの本はこれが始めて。

簡単すぎるあらすじ
健太郎は60年前になくなった祖父宮部について調べていた。かつての戦友たちによって語られる彼の生き様、そしてある真実が明らかになる。

--感想--

本当に色々考えさせてくれる作品だった。読んでると引き込まれていって結局いっき読みしてしまった。

本を読んで泣いたのも久しぶりだった。途中涙がこぼれる時もあった。

内容はあらすじの通りかつての宮部氏の戦友が宮部氏について、戦争について語っていくというもの。宮部氏を慕っている人、嫌っている人それぞれいるわけで。その証言から色々明らかになっていくんだけど、最後の結末は驚いた。話が出来すぎている気もしたけどそれで泣いてしまった。

印象に残ったのは特攻隊についてが一番かな。今の自分と同じ年位の人たちが特攻して死んでいくっていうのは本当にやるせない。特攻は志願と言われているけど結局は上官命令で断ることなんでできない。そして死ぬために訓練し、死ぬために生きる。「十死零生」だって。絶対に死ぬ。こんなに悲しい言葉があるんだね。軍の上部は彼らをただの使い捨てとしか考えてなかったのだろう。無謀な作戦で無駄死にを何百人、何千人とだして、そしてまた若者が特攻していく。彼らはどんな気持ちで毎日をすごしたのだろう。最期に何を思うのだろう。それを考えるだけで心が痛くなる。

特に「桜花」については本当に悲しい気分になる。興味があったらこちらを参照で。

宮部氏については彼が今生きていたら当たり前の考えをしてると言われるだろうなと思う。「国のために死ぬ」っていうのが当たり前の時代に「絶対に生き残る」という考えを貫きとおしたその生き様には心打たれる。なにより命を第一に考える。こういう人がいれば戦争の犠牲を少しでも減らせたかもしれない。



この本はいろんな人に読んでほしいと思った。特に戦争が「教科書の中の話」になっている自分の世代なんかに。ほんの70年前にこんなことがあったということをもっと知るべきかと。



[ 2012/05/08 19:57 ] 読書記録 百田尚樹 | TB(0) | CM(0)



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