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読書記録55 世界の終わり、あるいは始まり


世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)
(2006/10)
歌野 晶午

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--感想--
これは好き嫌いが分かれそうな作品です。主人公が妄想を繰り返し、最終的には放り投げの結末で納得いかない人もいると思います。特に最後はもう少しきっちり閉めて欲しかったですね。読んでいる最中は、妄想が収束して衝撃の結末を迎えることを期待していたのですが、拍子抜けしてしまいました。

作品の構成には批判的な事を書きましたが、心理描写がリアルでまさに「世界の終わり」を感じさせてくれます。主人公が父親でありながら保身に走ろうとするあたりは人間の汚い面がうまく表現されていて好きです。また、雄介がサイコパスっぽい感じだったのですが、彼のような突き抜けた悪っていうのは面白いと思います。
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[ 2013/05/18 19:12 ] 読書記録 歌野 晶午 | TB(0) | CM(0)

読書記録46 葉桜の季節に君を想うということ


葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
(2007/05)
歌野 晶午

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--あらすじ--

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

--感想--

賛否両論あると思われるトリックですが、僕はあまり好きではないです。やはり強引さは否めないですね。それ以外にも主人公の性格がどうにも好きになれない。非常にアクティブなのは素晴らしいのですが、考え方、口調がかっこつけてるみたいで苦手です。ドラマのセリフを喋ってるみたいな不自然さを感じました。

良かった点といえば話の流れは面白かったです。といっても結末で全てが分かるとその余韻もなくなりますが。もう一つ、タイトルが好みです。最後にタイトルの意味が分かるのですが、そこには非常に共感できました。作者が一番みせたかったのはミステリーとしてのトリックなのか、それともタイトルの意味なのかどっちなのでしょうか。
[ 2013/02/02 15:33 ] 読書記録 歌野 晶午 | TB(0) | CM(0)



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