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読書記録20 独白するユニバーサル横メルカトル

読書記録20回目!


独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)
(2009/01/08)
平山 夢明

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--あらすじ--

タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。

--感想--

かなり残酷な描写があって気持ち悪かった(褒め言葉)。

どの話もハッピーエンドとは言いがたくて読後感が悪い。でもなぜか読み進めたくなる。話によって文体が変わるのも面白い一因だと思う。といっても読む人を選ぶのは間違いない。

好きな話は「ニコチンと少年」、「無垢の祈り」の二つ。二つとも読み始めからバットエンドだろうなぁという予想で読んだけど当ってたかな。前者は終盤のどんでん返しが恐ろしい。少年はいわゆるサイコパスにあてはまるのだろうか。タイトルの駄洒落に気づくとそのギャップにやられる。後者は切ない話だった。少女の境遇を考えると殺人鬼に助けを求めるのも分からなくもない。でも最後のは助かったと言えるのか。後日談を知りたい。


やっぱ一番怖いのは人間なんだとしんみりする。心に潜む狂気の恐ろしさは計り知れないね。上に書いたのだとサイコパスなんて見た目じゃ分からないし、以外と身近にいるのかも。

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[ 2012/07/16 10:59 ] 読書記録 平山夢明 | TB(0) | CM(0)



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