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読書記録72 シャドウ


シャドウ (創元推理文庫)シャドウ (創元推理文庫)
(2009/08/20)
道尾 秀介

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--感想--

先が読めない展開でどんどん読み進められました。道夫作品ということでどこかでどんでん返しがあるだろうと考えて読んでいたのですがやはり今回も驚かされました。自分は凰介が小学生にしては賢すぎるので何か仕掛けがあるのかと思っていましたが、上手くはいきませんね。伏線は素晴らしいのですが、最後の殺人は本当に必要だったかは疑問です。何かしらの罰は与えるべきだとは思いますが、取ってつけたような印象でした。
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[ 2013/07/06 14:35 ] 読書記録 道尾秀介 | TB(0) | CM(0)

読書記録38 骸の爪

骸の爪 (幻冬舎文庫)骸の爪 (幻冬舎文庫)
(2009/09)
道尾 秀介

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--あらすじ--

ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。しかも翌日には仏師が一人消えていた。道尾は、霊現象探求家の真備、真備の助手・凛の三人で、瑞祥房を再訪し、その謎を探る。工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。

--感想--

相変わらずいたるところに伏線があって話の展開がとても上手いです。思い込み、思い違いから生まれる事件が悲劇的な方へ進んで行きます。最終的に救われない話なのは評価が分かれそうです。トリックは前作と逆でホラー要素はなかったのでそこは個人的には好みでした。

著者の仏像の知識量には驚かされます。仏像の知識、薀蓄が結構出てくるのですが、それは全て元から知っていたそうです。参考文献はあくまで間違っていないかの確認ということでした。素晴らしい作品を生み出すにはそれだけの知識が必要ということですね。
[ 2012/10/13 19:29 ] 読書記録 道尾秀介 | TB(0) | CM(0)

読書記録34 背の眼

読書記録34回目

背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)
(2007/10)
道尾 秀介

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背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)
(2007/10)
道尾 秀介

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--あらすじ--

「ゴビラサ…」道尾の前で謎の言葉を呟いた男は、数日後に刺殺体で発見された。やがて、彼の残した言葉と度重なる霊現象が結びついた時、孤独な少年の死に端を発した一連の事件にまつわる驚愕の真実が明らかになる。美貌の助手を伴う怜悧な霊現象探求家・真備と、売れないホラー作家・道尾のコンビが難事件に挑む。

--感想--

最後に一気に伏線が回収されるのはやはり面白い。これがデビュー作なんだけどこの頃から終盤への持って行き方はすでに他の作品と変わらないのではと思う。

個人的に残念な点はオカルト要素が強すぎた所。最終的に別人格でしたというのは好きではない。でもホラーサスペンス大賞に応募されているのでそこはつっこんでもしょうがないといえる。他にも「背の眼」がタイトルについてるわりにあまり大きな役目じゃなかった事、「ゴビラサ」等の謎の言葉が拍子抜けだった事もちょっと残念だった。反対に時々笑いどころがあるのは良かったし、そのおかげで読みやすかった。また、最後の駅でのシーンは残っていた謎が解けて、さらにちょっと悲しい話があって納得いく終わり方だった。

シリーズ物であと二冊あるのでそちらも読もう。
[ 2012/09/21 20:16 ] 読書記録 道尾秀介 | TB(0) | CM(0)

読書記録29 ラットマン

読書記録29回目。

ラットマン (光文社文庫)ラットマン (光文社文庫)
(2010/07/08)
道尾 秀介

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--あらすじ--

結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。本当の仲間とは、家族とは、愛とは―。

--感想--

タイトルの「ラットマン」は見方によって、男性の顔やねずみに見える絵を用いた錯視図のことである。登場人物がこのようにある思い込みをする事それが伏線になっている。上手くできすぎ感はあったが、クライマックスで明らかになる真相は「そうきたか」と思わされる。

登場人物でいえば姫川がやっぱりかっこいい。暗い過去を持った主人公ってそれだけで魅力があると思う。悲劇のヒーローとまではいかないけど、例えばクラナドの岡崎はそれにあたるのではないか。もちろん過去だけでなく彼の行動はまさしく主人公していた。でも解説に在るとおり妙に淡々としていた印象もある。

道尾作品は5つ目なんだけど、読後感が良くて気持ちよく騙されるので本当に細部まで考えて話を作られているんだなぁと思う。見事としか言いようがない。
[ 2012/09/02 19:34 ] 読書記録 道尾秀介 | TB(0) | CM(0)

読書記録23 カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

読書記録23回目



カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
(2011/07/15)
道尾 秀介

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--あらすじ--
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。第62回日本推理作家協会賞受賞作。

--感想--

最後に騙されますね。道尾さんの作品は4作目で、どこかで伏線があるだろうと思って予想してたんだけどそれを上回るラストの展開。だけどやりすぎ感を感じてしまう。そんなに上手くいくのかと。でも読み終わると清々しい気分になる。やられたわ~って。

前半はそれぞれのキャラクターのちょっと暗い過去が明らかになって、結構シリアスなのかと思ったけどそうでもなく。後半のアルバトロス作戦はドキドキしながら読んだ。ページをめくる手が止まらなくなる。復讐劇なんだけど良い意味でさらりと読めるんだよね。重くなりすぎず。あと指の話はなるほとなぁと納得。

先に書いたように上手くいきすぎて現実感がなかった印象。面白いことには間違いないけど。阿部寛主演で映画化らしい。たしかに映画だと面白そう。
[ 2012/08/11 15:55 ] 読書記録 道尾秀介 | TB(0) | CM(0)



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